採用時に行われる調査のこと

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バックグラウンドチェックとは採用時に行われる調査のことで、その内容は学歴・職歴に誤りはないか、犯罪歴や借金歴、また前職の同僚や上司に応募者の勤務態度や能力についてヒアリングを行うこともあるようです。アメリカでは大手の会社ならば多くがバックグラウンドチェックを行っているそうです。日本に比べ人口当たりの犯罪数が5倍とも言われるアメリカでは、職場の安全の確保のためにもこの調査は欠かせないものとなっているようです。
また、薬物の使用率も高いため採用時だけでなく抜き打ちで薬物検査が行われることもあるそうです。日本では、前職の会社や近所へのヒアリングの際に何か出てこない限り行われるケースは少ないものの、薬物使用者は日本においても増えているため今後検査を行う会社が増える可能性はあります。
バックグラウンドチェックを行う際には応募者にその旨を伝え、調査承諾書のサインをもらってから調べ、そこで得た情報は採用の判断にのみ使われることが前提になります。
ヒアリングを行う前職の上司や同僚を応募者みずからが指定する場合もあるそうで、この場合調査はスムーズに進みやすいですが、応募者が自分のことを良く話すよう事前に根回しすることも考えられ、マイナスポイントとなる情報があったとしても集めにくい恐れがあります。実際の調査は専門の調査会社に依頼して行われることが多いようです。当然コストはかかりますが、幹部候補生の採用ともなるとリスク回避のために調査項目が増やされ詳しく調査されることもあるようです。

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