面接時の失敗談や成功談

「面接が得意!」と言い切れる人はあまり多くなく、就職活動をしたことのある人なら面接時の失敗談はひとつやふたつあることでしょう。緊張しがちな性格を急になんとかすることはできませんが、自分や人の失敗談を知り、次の活動の際のリスクを減らすことは大切です。
面説の時間をきちんと守ることは言わずもがなですが、あまりに早く着き過ぎるのも相手に迷惑をかけることになってしまいます。30分程前に面接の場所を確認したら、近くのトイレや喫茶店などで身だしなみをチェックしたり、会社の情報や自分の履歴書や職務経歴書の内容について最終確認をする余裕があるのが理想的です。
「スマホのアプリで場所は分かるはず」と思っていても、案外近くまで来て迷ってしまうこともあるものです。気持ちの焦りから着信音を切り忘れるなど初歩的なミスも考えられます。
面接では質問された意図を汲み取り、なるべく聞き手に分かりやすいよう簡潔に答えることが求められます。熱い気持ちを伝えることも大切ですが、自分の長所についてアピールしたいあまり長々と喋り続けてしまっては逆効果になり兼ねません。
また、面接の相手だけに態度をきちんとすれば良いだけではありません。受付やお茶を出してくれた人にも丁寧に対応することが大切です。面接の相手には高評価でも「さっきの人、受付でとても感じが悪かったです」との一言で不採用になってしまうかもしれません。逆に、「さっきの人、とても感じが良かったですね」と後押ししてくれるような対応を心掛けた方が良さそうです。